エネルギー・波動

感情からの自由

私たちが不用意に生きるならば、嫌なことがあると人間が変わります。良いことがあるときも同じく変わります。私たちは気分や出来事に揺さぶられる自分になりたくないと思います。情緒に支配される側であるならば、気分によって周囲に迷惑をかけますが、自分自身が一番辛いと思います。なぜなら、人生は不安定で、幸福は一時的だからです。幸福であると思っても、それはたまたま環境がいいからです。自分が、たえず環境や出来事に依存しているため、外側を変えることが人生になってしまっています。本当は、外側は関係ないです。内側の問題でしかないです。

どうか考えてみてください。情緒という感覚があるとき、それを自分の感情だと決めつけるのか、それとも、誰のものでもない感情を見て私のものではないと言えるのかは、私たち自身の問題です。それはただのフォースです。私たちの体が自動感応し、自動発生させた主のいないフォースです。無意識に感染して感情の持ち主を主張するのか、その感覚を捉えてただ見るのか、それは私たちの問題です。フォースの自動人形にならないでください。感覚は私たちと関係ないことを信じて、ただ見てください。偽りは消え、残るのは情緒を超えた真の幸福です。

見ることについて

見ている世界や、起きることや、それに付随する思考や感情といったものは、全く真我である私たちと関係のない、そこらをうろついているただのまやかしです。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という言葉と同じ類いのものです。ただそれを見さえするならば、それは非実在性を暴かれて消えるしかないのです。

以前、コメントで純粋な自我であるから対象を強めるだけ、という話がありましたが、別の言い方をしますと、感染者がさらにウィルスと接触してもより体調を損なうだけであり、見るためには、感染前、つまり同一化前でなければならないです。感染していないとき、不快な感覚が捉えられたならば、感染前に、偽物は見られて終わりです。無意識に同一化するとき、感染してその状態をあえて体験することになります。

たとえ感染しても、その感染は本物ではないと知るならば、感染前と同じことです。「我に返る」という言葉を当てはめてください。「役者」になっている滑稽な自分として思い浮かべてください。たしかに私はこの感情であるはずがないと気づく力を持つならば、いったん離れて、そこから見る。すると、対象は強められることなく消えるはずです。

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コメント

  • コメント (3)

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    • カエル
    • 2022年 10月 23日 11:04pm

    いつも貴重な記事を有難うございます。

    >無意識に同一化する

    とは実際にはそこで、「何が」あるいは「どのようなこと」が起こっているのでしょうか?
    わかったような、わからないような、どうにも曖昧な感じがしてなりません。そして曖昧なまま済ませてはいけない、貴重な何かを感じます。

    愚問であればどうぞお捨ておきください。

      • Author
      • 2022年 10月 23日 11:41pm

      こんばんは。いつもありがとうございます。

      >実際にはそこで、「何が」あるいは「どのようなこと」が起こっているのでしょうか?

      普通の人間の意識が無意識です。自我というよりマインドが、様々な性質を持つ形態の引力に盲目的に結合するのです。ある段階で、明確に内的にフォースと呼ばれている形態を見ることができるようになりますが、それまでは感覚として捉えることになります。例えば何かの感情を持っているなら、人は無意識にその情緒フォース(形態)と同一化していることになります。別の例を挙げましょう。怒りがあるとき、人間は「私の怒り」と言いますが、より静かになったとき、「私」と「怒り」は別のものになります。私は、怒りという感覚を纏った形態を見て、その非実在性、つまり私を捉えられないということを見破ることができるようになります。いちいち結合しなくなるのです。感情は、勝手にそこらへんで自己を主張しているだけですが、私が結合しないなら、主人を見い出せずに消滅するだけです。こうして、感情というまやかしは「私」に対して無力になります。「私」は、あえてそれを使用する必要がない限り、感情と関係なくなります。

      これらはまだ自我の段階の話です。マインドの中の話です。なので、正しく瞑想するほとんどの方に実践的な話になります。

    • カエル
    • 2022年 10月 24日 12:56am

    Author様

    早速のお返事ありがとうございます。
    熟読玩味させていただきます。
    取り急ぎお礼を述べさせていただきます。

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