苦痛

苦痛の意義

苦痛があるから、我々はその先を見出すことができる。苦痛がないなら、そこに永遠に留まるだろう。この意味において、苦痛の感覚を道の友として喜ぶべきである。

苦痛の克服と解答は、苦痛そのものが教えてくれる。苦痛を嫌がるという反応であるならば、永遠に苦痛から目を逸らし、苦痛が教えてくれる答えを見出さないだろう。この考え方において、苦痛は見るべきもの、歓迎し受け入れるものである。

個人的な苦痛は、弟子の場合はかなりの程度まで克服され、関心の対象から外れる。次の苦痛に移行するのである。つまり、エネルギーとフォースとのあいだの齟齬による苦痛である。簡単にいえば、魂の波動と、三界のすべての質料の振動が同じでないことによる苦痛である。人類においては、意識の焦点が肉体よりもエーテル体に移ったとき、この苦痛は課題となるだろう。

苦痛に終わりはない。これは地獄を意味しない。苦痛はつねに道の案内人である。そういうわけで、苦痛がある時は、それを見るための価値あるチャンスであり、喜んでその感覚に入っていくべきである。なにが不自然であるがゆえの苦痛なのか、矯正の方法を教えてくれるだろう。知恵の理解を授けてくれるだろう。

コメント

  • コメント (3)

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    • eri
    • 2022年 9月 17日 2:30pm

    初めてのコメントです。

    少し気になった点があり、コメントさせていただきました。

    〝つまり、エネルギーとフォースとのあいだの齟齬による苦痛である。簡単にいえば、魂の波動と、三界のすべての質料の振動が同じでないことによる苦痛である。〟

    この部分の「簡単に言えば」というところ、
    私のように普通に生きてる人間からすれば簡単じゃないのです涙

    なのでお手隙の折にでも、もう少しだけくだいて教えていただけないでしょうか。

      • Author
      • 2022年 9月 19日 2:08am

      魂と接触するとき、その波動を知ります。人間は、自らを構成する肉体、アストラル体、メンタル体それぞれの振動が、魂のそれと違うということを理解します。行き違いが生じているのです。自然と不自然がたえずぶつかり合うことで、肉体脳が苦しみを認識するようになり、魂の波動と、上述した三つの体の波動が一致していなければ耐えられないという気持ちを起こさせます。これはこれで大変な苦しみです。

    • eri
    • 2022年 9月 19日 10:11pm

    ご丁寧な返答ありがとうございます!
    少しだけ自分なりに理解できました!ゆっくり、ゆっくり、その境地に歩んでいけたらと思います。
    本当にありがとうございました。

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