自殺

進化段階の末路

進化段階。これは一部の人向けの事実であり指針である。また優越感であり劣等感であり自我の拠り所にして目標である。私は自我ではないため、この種の空想を支持しない。私は過去でも未来でもないため、この種の惑わしを指示しない。この概念が助けになる局面を否定しないが、いかなる限定も私は支持しない。真我は限定を知らぬ無限の自由であり、いかなる教えのなかにも在りはしない。私たちはイニシエートでもなければ、イニシエーションを準備する弟子でも、イニシエーションを受ける人でもない。どのような衣服の限定も私は拒否する。私たちは誰よりも高くないし、誰よりも低くもない。私は私であるものである(I AM THAT I AM)。ここに限定を加えてくる教義、羽をもぎ取ろうとするイデオロギー、檻に閉じ込めようとする分離主義、全てを忘却せしめんとする恐怖と脅しを、私は拒絶する。私は私であるものである。それゆえ、私は全てであり、全ては私である。この自由、この美、この完全性を否定するすべての邪悪を支持しない。

自讃は白痴が登りたる高塔が如し

自分を第二段階のイニシエートであると思っていた人がいた。何十年も瞑想し、研究し、マスターに受け入れられた弟子であると思っていた。まばゆいばかりの光の体験をしたり、瞑想中に聖者と面会したり、内なる教えを耳で聞いたりした。彼はやがて古参の弟子と思われるイニシエートと出会った。そして教えられた。あなたは0.7段階の見習いの弟子であり、自らを正当に客観的に見ない限り、今後の進歩はないだろう。これはショックだった。自分がそんなに低いはずがないと嘆いた。もし本当ならば、もはや生きてはゆけないと思った。彼の居場所は、第二段階のイニシエートである自分、という自らのプライドが築き上げた高塔にしかなかった。それが崩れたとき、世界の中で彼は孤独だった。全てを瞑想に捧げたゆえ、バランスが取れておらず、社会の中ではみじめな存在だった。取るに足らない人間の一人であり、何もかもから置き去りにされたと感じた。彼は絶望して自殺したのである。死ぬ前に彼が発した言葉がある。「こんなことなら普通に生きていればよかった」。彼は最初から最後まで自我であり、自我の欲求と逃避に翻弄されていたのである。

奉仕の脅し前のページ

恩寵次のページ

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


カレンダー

2022年12月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
PAGE TOP