2018年 11月

  1. 孤独

    社会に取り残された男

    開口一番、さびしい、と男は言った。三十をすぎた会社員だが、驚くほど童顔で、しかも華奢だった。傷つきやすく、物事に否定的な断を下す癖があり、うつ病を長く患い職を休…

  2. 孤独

    孤独に悩むうつ病の公務員

    われわれは孤独を恐れている。孤独な自分が導き出すものを恐れている。そして反射的に、恐ろしいものから逃れようという外向きの思考がはたらきだす。けっして、孤独である…

  3. 対話

    過去を引きずるうつ病の女性

    不幸につぐ不幸、と女性は言った。生まれは裕福。地主の家庭に末っ子として生まれ、六十に近い父から可愛がられて育った。愛情と教育に恵まれ、少女時代は笑顔がたえなかっ…

  4. 分類不能

    名づけえぬもの

    わたしは川のほとりを歩いていたが、せせらぎの音も、みなものきらめきも、わたしには届かなかった。精神が処理しうる許容量を現実がこえるとき、人は言葉を失い、思考の去…

  5. 幸福

    三木清の幸福論

    幸福とはなにか、というテーマのリクエストによる記事です。高瀬様が引用された三木清の「人生論ノート」における抜粋を改めて見てみましょうか。「幸福は人格…

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